天号(1984年)
秦律の理念 | 湯浅邦弘 |
雲夢秦簡研究関係資料目録 | 湯浅邦弘 |
書評:リチャード・ルビンジャー著『私塾』 | 加地伸行 |
中国哲学史研究ノート〔一〕 | 加地伸行 |
地号(1985年)
文字発展過程における偏傍添加字の位置 | 大川俊隆 |
康有為の国家思想 | 咸洪根著・黄鐘東訳 |
漢代思想(儒教国教化と『塩鉄論』)研究史 | 湯浅邦弘 |
「邵雍の思想」研究史 | 佐藤一好 |
王充研究論考目録(一九六八年~八二年) | 滝野邦雄 |
中国哲学史研究ノート〔二〕 | 加地伸行 |
日原さんを追憶する | 黒川洋一 |
日原利国先生の思い出 | 岸田知子 |
日原利国先生のこと | 大形徹 |
玄号(1986年)
『論語』諸テキスト旧本の文献整理 | 橋本高勝 |
「『左伝』の占星記事について」補論 | 塩出雅 |
洪亮吉における儒教的伝統 | 滝野邦雄 |
包世臣の『書譜』刪定 | 岸田知子 |
欧米における易研究の展開小史 | ジョン・メイカム |
「先秦時代における気」研究史 | 竹田健二 |
『六朝士大夫の精神』刊行に寄せて | 若槻俊秀 |
中国哲学史研究ノート〔三〕 | 加地伸行 |
黄号(1987年)
大川俊隆氏の「偏傍添加字説」批判 | 笠川直樹 |
漢の帝国運営と黄老道(上) | 浅野裕一 |
徐幹の『中論』版本について | ジョン・メイカム |
王昌齢の詩「芙蓉楼送辛漸」の結句 | 柴田清継 |
章太炎に対する魯迅と芥川龍之介の評価 | 河田悌一 |
森三樹三郎先生追悼受業生文集 |
宇号(1988年)
〈孟子の義〉研究史 | 吉永慎二郎 |
『史記』表の意図 | 寺門日出男 |
心迹論 ― 王通から二程へ |
佐藤一好 |
対談『両漢思想の研究』(上) | 田中麻紗巳・加地伸行 |
宙号(1988年)
馬王堆帛書『明君』の思想史的意義 | 湯浅邦弘 |
趙岐撰『孟子章指』の輯佚 | 杉山一也 |
『論語筆解』「子張問善人之道」章の解釈 | 佐藤一好 |
レダローゼ著『米芾』の翻訳を終えて | 塘耕次 |
ドバリー著『朱子学と自由の伝統』の翻訳を通じて | 山口久和 |
対談『両漢思想の研究』(下) | 田中麻紗巳・加地伸行 |
洪号(1989年)
『史記』表における書法意識 | 寺門日出男 |
『文選集注』所引「鈔」の撰者について ― 東野治之氏に答う |
富永一登 |
民初紀年考 | 竹内弘行 |
中国哲学史研究ノート〔四〕 | 加地伸行 |
対談『清朝考証学の研究』(上) | 近藤光男・加地伸行 |
黒川洋一教授・吉田恵教授 退休記念受業生文集 |
荒号〔総第8号〕(1989年)
『国語』周語における気 | 竹田健二 |
「王充の命」研究史 | 藤居岳人 |
「王弼の因循」傍注 | 湯城吉信 |
朱子卦變説について | 花崎隆一郎 |
対談『清朝考証学の研究』(下) | 近藤光男・加地伸行 |
中国哲学史研究ノート〔五〕 | 加地伸行 |
日号〔総第9号〕(1990年)
『孟子』「詩亡、然後春秋作」考 | 杉山一也 |
孟子の天 | 吉永慎二郎 |
『律呂正義』続編について ― 西洋楽典の東漸 |
川原秀城 |
『史記会注考証』撰述に見られる非学問性 ― 埋もれた中井履軒撰『史記雕題』 |
寺門日出男 |
〈品詞による中文構造分析〉批判 ― 大河内康憲先生に教えを乞う |
朱廣興 |
蔡恒息『易のニューサイエンス』訳出ノート | 武田時昌 |
月号〔総第10号〕(1991年)
河南同族村落における祭祀儀礼の展開 ― 儒礼から演劇へ |
田仲一成 |
前漢における予言・「謡」の諸相 ― 中国政治思想の深層 |
串田久治 |
王符の政治思想における〈智〉 | 矢羽野隆男 |
中国語文法論への試み ― 再び大河内康憲先生に教えを乞う |
朱廣興 |
大阪天満宮御文庫所蔵『雕題』(中井履軒撰)諸本について | 寺門日出男 |
日本における『周礼』研究論考 略述 | 南昌宏 |
中国哲学史研究ノート〔六〕 | 加地伸行 |
盈号〔総第11号〕(1992年)
『帛書老子』續考 ― 乙本の文脈において見た |
澤田多喜男 |
手旁字の成立について | 大川俊隆 |
鄭玄の感生帝説 ― 周の始祖説話を中心として |
南昌宏 |
中国哲学史研究ノート〔七〕 | 加地伸行 |
昃号〔総第12号〕(1993年)
『聊斎志異』読法論 ― 引用の古典性をめぐって |
北村良和 |
彝族の家支制度と祖先崇拝 | 櫻井龍彦 |
尸解仙と古代の葬制のかかわりについて | 大形徹 |
『四庫全書総目提要』の『喩林』評価 | 佐藤一好 |
『経典釈文』における「為」字の両音併記 | 杉山一也 |
『黄氏日抄』の巻数 | 神林裕子 |
辰号〔総第13号〕(1993年)
明代における上帝・鬼神・霊魂観 | 佐野公治 |
『黄帝内経』における真気について | 林克 |
桓帝期「童謡」の社会史的考察 |
串田久治 |
銀雀山漢墓竹簡『守法守令等十二篇』の思想史的意義 |
湯浅邦弘 |
中井履軒撰『荘子雕題』諸本について |
藤居岳人 |
嘉靖大礼議の経学的解釈 ― 毛奇齢の立場 |
横久保義洋 |
宿号〔総第14号〕(1994年)
目連戯の地方的分化とその背景 | 田仲一成 |
兪琰の卦変説について | 花崎隆一郎 |
『韓非子』における孔子像 | 南昌宏 |
故森三樹三郎先生の学問 ― 学問研究と資料カード |
橋本高勝 |
特別号〔総第15号〕(1994年)
序 | 加地伸行 | |
シンポジウム「儒教と二十一世紀と」資料 | ||
シンポジウム | 司会 | 河田悌一 |
基調提題者 | 島田虔次・陳舜臣 | |
代表討論者 | 佐藤慎一・井波律子 | |
学術参考ビデオ解説 | ―『儀礼』士昏礼の復元・台湾省における現代の或る葬礼の記録 | |
大会要項 | ||
シンポジウム報道記事(毎日新聞・朝日新聞・読売新聞) |
列号〔総第16号〕(1995年)
律暦淵源と河図洛書 | 川原秀城 |
儒教と中国人の民族精神との歴史そして未来 | 趙宗正・路徳彬 |
荀子における〈言語の目的〉 | 藤居岳人 |
『図書編』の成立 ― その易学との関連 |
矢羽野隆男 |
汪中の荀子説 | 横久保義洋 |
張号〔総第17号〕(1995年)
孫文と儒教 | 竹内弘行 |
『礼記』投壷篇の○及び□を繞って | 小瀧敬道 |
唐代文字事情 ― 『篆隷萬象名義』研究ノート① |
岸田知子 |
王弼の〈無〉・〈本〉 ― 「以無為X」文・「以Y為本」文を通じて |
古賀芳枝 |
災異説の構造解析 ― 何休の場合 |
岩本憲司 |
寒号〔第18号〕(1996年)
中国人の基底をなしている思想 ― 祖先崇拝・宗教・「孝」 |
坂出祥伸 |
鈴木朖の孟子論 | 鵜飼尚代 |
皆川淇園の開物論 | 肱岡泰典 |
『漢書』「五行志」災異理論の再検討 | 釜田啓市 |
春秋經傳集解譯稿(一) ― 隱公元年~五年 |
岩本憲司 |
来号〔第19号〕(1996年)
『詩經』國風に於ける花・實・草・木の興詞 ― 靈の依り馮くもの |
家井眞 |
東涯「卦變考」箚記 ― その「通解」との比較において |
花崎隆一郎 |
翁方綱の『四庫全書提要稿』 | 滝野邦雄 |
江戸時代における中国近世語の受容 ― 留守希斎『語録訳義』を通じて |
神林裕子 |
春秋經傳集解譯稿(二) ― 隱公六年~十一年 |
岩本憲司 |
暑号〔第20号〕(1997年)
『附釈文互注禮部韻略』の祖本 | 水谷誠 |
『六韜』における気の二元性 | 竹田健二 |
中井履軒の老子観 | 藤居岳人 |
春秋經傳集解譯稿(三) ― 桓公元年~六年 |
岩本憲司 |
懐徳堂関係研究論考目録 | 釜田啓市 |
往号〔第21号〕(1997年)
誕怪不経の正史 ― 『後漢書』方術伝の哲学 |
山田利明 |
『四声猿』を通してみる徐渭の人間性 | 塘耕次 |
春秋經傳集解譯稿(四) ― 桓公七年~荘公十年 |
岩本憲司 |
王充研究関係論著目録 ― 一九八三~一九九六年 |
井ノ口哲也 |
秋号〔第22号〕(1998年)
グラネについて 小記 | 谷田孝之 |
『明史』道学伝不成立をめぐる諸問題 | 滝野邦雄 |
春秋經傳集解譯稿(五) ― 荘公十一年~三十二年 |
岩本憲司 |
本誌の刊行責任を終えて | 加地伸行 |
収号〔第23号〕(1998年)
〈医は意なり〉攷 ― 医学思想的な観点から ― |
舘野正美 |
中井履軒の『荘子』観 | 藤居岳人 |
中国軍事思想史研究の現状と課題 | 湯浅邦弘 |
春秋經傳集解譯稿(六) ― 閔公元年~僖公十四年 |
岩本憲司 |
冬号〔第24号〕(1999年)
王符の学問論と「潜夫」の立場と | 矢羽野隆男 |
現行本『慎子』の資料的問題について | 井上了 |
春秋經傳集解譯稿(七) ― 僖公十五年~二十四年 |
岩本憲司 |
『孝経』及び「孝」関係論考目録 | 佐野大介・前川正名 |
蔵号〔第25号〕(1999年)
曹娥の伝記説話について | 下見隆雄 |
淮南王国の八十年 ― 英布より劉長、劉安へ ―/td> |
有馬卓也 |
吐魯番出土『急就章』古注本校釈 | 福田哲之 |
前漢災異説研究史 | 釜田啓市 |
春秋經傳集解譯稿(八) ― 僖公二十五年~二十八年 |
岩本憲司 |
閏号〔第26号〕(2000年)
郭店楚簡『太一生水』と『老子』の道 | 浅野裕一 |
中井履軒の『国語』注釈について/td> | 寺門日出男 |
『捜神記』第六・七巻成立考 | 大村由紀子 |
春秋經傳集解譯稿(九) ― 僖公二十九年~文公四年 |
岩本憲司 |
漢籍電子テキスト所蔵情報集約の提言 | 井上了 |
余号〔第27号〕(2000年)
神仙思想研究小史 | 大形徹 |
『古文孝経孔安国伝』における徳目間の関係構造 | 佐野大介 |
懐徳堂文庫所蔵『論孟首章講義』について ― デジタルコンテンツとしての位置づけ ― |
湯浅邦弘・杉山一也 竹田健二・藤居岳人 井上了 |
春秋經傳集解譯稿(十) ― 文公五年~十年 |
岩本憲司 |
「日書」研究関連文献目録 | 工藤元男 |
“-過”形式のパーフェクト | 劉綺紋 |
成号〔第28号〕(2001年)
春秋經傳集解譯稿續篇(一) ―襄公元年~四年 |
岩本憲司 |
古代中国の彗星予言 | 串田久治 |
神仙思想研究小史 ― 神仙思想はどのように研究されてきたか ― (二) |
大形徹 |
「伝統」の表象 ― 一九八〇年代「文化熱」・五四反「伝統」思潮・林毓生 ― |
川尻文彦 |
中井履軒『荘子雕題』と林希逸『荘子鬳斎口義』と ―「聖人」像から見た「万物斉同」観の比較― |
藤居岳人 |
唐代の斉梁体・斉梁格詩 | 加藤總 |
歳号〔第29号〕(2001年)
戦国楚簡『周易』について | 浅野裕一 |
中国古代の彗星予言(後) | 串田久治 |
墨家による「気」の思想の受容 | 竹田健二 |
唐徐霊府撰『天台山記』初探 | 薄井俊二 |
懐徳堂学派の『論語』注釈 ―泰伯篇曽子有疾章について― |
湯浅邦弘 寺門日出男 神林裕子 石飛憲 |
春秋經傳集解譯稿續篇(二) ―襄公五年~九年 |
岩本憲司 |
律号〔第30号〕(2002年)
揚雄『法言』における摸倣と創造 | 〓 和順 |
儒家系文献における「孝」と「不服従」との関係 | 佐野大介 |
『韓非子』の「諫諍」について | 前川正名 |
『周礼』の構成とその外族観 | 井上 了 |
『烏臺筆補』の研究 | 浅見洋二 沖田道成 佐藤貴保 高橋文治 中村健太郎 向正樹 |
春秋經傳集解譯稿續篇(三) ―襄公十年~十二年 |
岩本憲司 |
呂号〔第31号〕(2002年)
楚墓出土簡牘文字における位相 | 福田哲之 |
『老子』と儒家思想 | 福田一也 |
『慎子』の尚賢説について | 井上了 |
『荘子雕題』に見える中井履軒の聖人観 | 薄井俊二 |
春秋經傳集解譯稿續篇(四) ―襄公十三年~十五年 |
岩本憲司 |
調号〔第32号〕(2003年)
懐徳堂文庫蔵『萬年先生遺稿』をめぐって | 寺門日出男 |
『懐徳堂紀年』とその成立過程 | 竹田健二 |
『孝経』の成立時期の再検討 | 久保由布子 |
成化本『白兔記』訳註稿(一) | 加藤 聰・小林春代 高橋文治・谷口高志 冨永鉄平・西尾 俊 藤原祐子・森下久美子 |
春秋經傳集解譯稿續篇(五) ―襄公十六年~二十一年 |
岩本憲司 |
新出土資料と中国思想史(『中国研究集刊』別冊特集号)〔第33号〕(2003年)
戦国楚簡研究の現在 | 戦国楚簡研究会 |
上海博物館蔵戦国楚竹書『子羔』の再検討 | 福田哲之 |
新出土資料関係文献提要(一) | 佐野大介 前川正名 上野洋子 |
陽号〔第34号〕(2003年)
『孟子』所説春秋と『左傳』―その経伝の先後をめぐって | 吉永慎二郎 |
墨家の孝説について-儒家による批判を中心に | 佐野大介 |
柳永詞論-その物語性と表現 | 藤原祐子 |
『懐徳堂会餞詩巻』訳注-中井履軒京都行の送別詩 | 湯城吉信 |
並河寒泉撰『難波かなづかみ』翻刻と解説 | 矢羽野隆男 |
新出土資料関係文献提要(二)(三) | 前川正名・黒田秀教 |
春秋經傳集解譯稿續篇(六) ―襄公二十二年~二十四年 |
岩本憲司 |
「千字文」周行の道-『中国研究集刊』の「蘆北賞」受賞について | 湯浅邦弘 |
雲号〔第35号〕(2004年)
帛書系『老子』の成立事情 ――荘子後学との関係を中心に | 福田一也 |
阪神中哲談話会 四十年余の記録 | 阪神中哲談話会幹事 |
新出土資料関係文献提要(四) | 池田光子・黒田秀教 |
春秋經傳集解譯稿續篇 (七)―襄公二十五年 | 岩本憲司 |
成化本『白兔記』譯註稿(二) | 加藤 聰・小林春代・高橋文治・谷口高志・冨永鉄平・西尾 俊・藤原祐子 |
「殺盗非殺人」と「白馬非馬」 | 末永高康 |
騰号〔第36号〕(2004年) 特集号「戦国楚簡と中国思想史研究」
出土竹簡の語る世界 ― 特集号「戦国楚簡と中国思想史研究」の刊行― |
湯浅邦弘 |
中国思想史研究における国際交流への覚書 ―『戦国楚簡と中国思想史研究』特集号によせて― |
佐藤将之 |
パネルディスカッション 出土資料と中国学研究 | |
上博楚簡『魯邦大旱』における刑徳論 | 浅野裕一 |
上博楚簡『容成氏』における禅譲と放伐 | 浅野裕一 |
上海博楚簡『容成氏』の尭舜禹禅譲の歴史 | 李承律 |
「民之父母」における<五至>について | 林啓屏 (上野洋子訳) |
上博楚簡『従政』の竹簡連接と分節について | 湯浅邦弘 |
上博楚簡『従政』と儒家の「従政」 | 湯浅邦弘 |
上博楚簡『中弓』における説話の変容 ―『論語』子路篇「仲弓爲季氏宰」章との比較を中心に ― |
福田哲之 |
上博楚簡『恆先』における気の思想 | 竹田健二 |
郭店楚簡「性自命出」における「情」について | 橋本昭典 |
国際シンポジウム「戦国楚簡と中国思想史研究」プログラム | |
郭店簡本《老子》所呈現的重要哲學問題 ― 由改寫哲學史的觀點談起 ― |
陳鼓應 |
中國哲學的起源與本原之探求 ― 「文」與「情」的哲學思惟 ― |
郭梨華 |
上博簡<民之父母>思想探微 ― 兼論其與<孔子閒居>的關係 ― |
林素英 |
古今文獻與史家之喜新守舊 | 顧史考 |
《上海博物館藏戰國楚竹書(二)》字句考釋 | 袁國華 |
デジタル環境における出土文献の文字処理について | 黒田秀教 |
附録1 戦国楚簡研究関係HP紹介 | 湯浅邦弘 |
附録2 上博楚簡形制一覧表 | 福田哲之 |
致号〔第37号〕(2005年)
井田の系譜 ――占田・課田制の思想史的背景について | 渡邉義浩 |
上博楚簡『彭祖』における「長生」の思想 | 湯浅邦弘 |
阜陽漢墓出土木牘章題考 ―一号・二号木牘を中心として | 福田哲之 |
梁啓超と「アメリカ」―一九〇四年の「新大陸遊記」をめぐって | 川尻文彦 |
新出土資料関係文献提要(五)(六) | 黒田秀教・草野友子 |
成化本『白兔記』譯註稿(三) | 加藤聰・葛葉礼・ 後藤安延・高橋文治・ 谷口高志・陳文輝・ 冨永鉄平・西尾俊 |
春秋經傳集解譯稿續篇(八) ―襄公二十六年 | 岩本憲司 |
大阪府立中之島図書館所蔵懐徳堂関係資料目録 | 湯城吉信 |
特集号「戦国楚簡研究2005」〔第38号〕(2005年)
『上博楚簡』解題 ――『上海博物館蔵戦国楚竹書』(三)(四)所収文献 |
戦国楚簡研究会 |
中国湖北省 荊門・荊州 学術調査報告 | 戦国楚簡研究会 |
新出土資料と諸子百家研究 | 浅野裕一 |
包山楚簡と楚国の情報伝達 | 藤田勝久 |
上博楚簡『内礼』の文献的性格 | 福田哲之 |
上博楚簡『曹沫の陣』の兵学思想 | 浅野裕一 |
〈書評〉陳桐生著『《孔子詩論》研究』 | 上野洋子 |
新出土資料関係文献提要(七) | 池田光子・黒田秀教 |
雨号〔第39号〕(2005年)
春秋經傳集解譯稿續篇(九) | 岩本憲司 |
黄帝書『十六経』の宇宙生成論 | 浅野裕一 |
阜陽漢墓一号木牘章題と定州漢墓竹簡『儒家者言』 | 福田哲之 |
中国古代における法概念の形成 | 菅本大二 |
「先秦思想曁出土文献国際青年学者学術検討会」に参加して | 井上了 |
座談会 日本の中国思想研究者が国際舞台に出るために | 佐藤将之 他 |
中国思想研究分野における若手研究者国際化への戦略と方法 | 佐藤将之 |
成化本『白兔記』譯註稿(四) | 大阪大学中国文学研究室編 |
”了”はなぜ〈もうすぐ変化〉を表せるのか? | 劉 綺紋 |
露号〔第40号〕(2005年)
上天・上帝信仰と砂漠の一神教 | 浅野裕一 |
語り継がれる先王の故事 ――上博楚簡『昭王與{龍+共}之{月+隼}』の文献的性格 |
湯浅邦弘 |
『上海博物館蔵戦国楚竹書(五)』について ――形制一覧と所収文献概要 |
草野友子 |
「出土簡帛文獻與古代学術國際研討會」参加記 | 竹田健二 |
章学誠の「道」について | 黒田秀教 |
玉簫の物語 ――『兩世姻縁』雜劇の特徴とその影響 | 陳文輝(高橋文治 訳) |
校訂鬼谷子三巻訳稿(1) | 髙田哲太郎 |
平勢隆郎氏の歴史研究に見られる五つの致命的欠陥 | 小沢賢二 |
特集号『戦国楚簡研究2006』〔第41号〕(2006年)
■郭店楚簡特集 | |
郭店楚簡発見の日に | 劉祖信(佐野大介 訳) |
郭店一号楚墓年代析論 | 徐少華(井上了 訳) |
郭店楚簡の年代及びそれに関する問題の検討 | 劉彬徽(上野洋子 訳) |
■上博楚簡特集 | |
上博楚簡『鬼神之明』と『墨子』明鬼論 | 浅野裕一 |
上博楚簡『君子爲禮』と孔子素王説 | 浅野裕一 |
上博楚簡『三徳』の全体構造と文献的性格 | 湯浅邦弘 |
上博楚簡『三徳』の天人相関思想 | 湯浅邦弘 |
出土古文献復原における字体分析の意義 | 福田哲之 |
上博楚簡『季康子問於孔子』の編聯と構成 | 福田哲之 |
上博楚簡『競建内之』・『鮑叔牙与隰朋之諫』訳注 | 草野友子 |
■国際学術交流 | |
「新出楚簡国際学術研討会」参加記 | 戦国楚簡研究会 |
中国湖南省長沙学術調査報告 | 戦国楚簡研究会 |
結号〔第42号〕(2006年12月)
日本道教学会第五十七回大会 報告 | 湯浅邦弘 |
校訂鬼谷子三巻訳稿(2) | 髙田哲太郎 |
新出土資料関係文献提要(八) | 草野友子 |
中国古典への〈 N-gram 分析〉応用に対する若干の疑問 | 井上了 |
汲冢竹書再考 | 小沢賢二 |
為号〔第43号〕(2007年6月)
戦国楚簡と儒家思想 ――「君子」の意味 | 湯浅邦弘 |
上博楚簡『弟子問』考釈(上)―― 失われた孔子言行録 | 福田哲之 |
中井履軒の暦法と時法 ―― その『華胥国暦』を読む | 湯城吉信 |
職業としての中国思想研究 ――「ワーキング・プア」化する若手研究者 |
佐藤将之 |
校訂鬼谷子三巻訳稿(3) | 髙田哲太郎 |
スコット・クック先生講演会 報告 | 戦国楚簡研究会 |
上海博物館蔵戦国楚簡「字書」に関する情報 | 戦国楚簡研究会 |
霜号〔第44号〕(2007年12月)
中井履軒の性論における仁斎学の影響 ―「拡充」の語をめぐって |
藤居岳人 |
荀子における「士大夫」呼称の成立について | 井上了 |
『上海博物館蔵戦国楚竹書(六)』について ―形制一覧と所収文献概要 |
草野友子 |
校訂鬼谷子三巻訳稿(4) | 髙田哲太郎 |
中国哲学史研究ノート〔八〕 | 加地伸行 |
特集号『戦国楚簡研究2007』〔第45号〕(2007年12月)
上博楚簡『景公瘧』における為政と祭祀呪術 | 浅野裕一 |
上博楚簡『天子建州』における北斗と日月 | 浅野裕一 |
上博楚簡『荘王既成』の予言 | 湯浅邦弘 |
太子の「知」―上博楚簡『平王與王子木』 | 湯浅邦弘 |
上博楚簡『弟子問』考釈(下)―失われた孔子言行録 | 福田哲之 |
上博楚簡『弟子問』の文献的性格 ―上博楚簡に見える孔子に対する呼称 |
福田哲之 |
上博楚簡『慎子曰恭倹』の文献的性格 | 竹田健二 |
上博楚簡『姑成家父』訳注 | 草野友子 |
中国西安・上海学術調査報告 | 戦国楚簡研究会 |
春秋の暦法と戦国の暦法 ―『競建内之』に見られる日食表現とその史的背景 |
小沢賢二 |
金号〔第46号〕(2008年6月)
劉安登仙伝説の成立と伝播 | 有馬卓也 |
大阪人文会と懐徳堂記念会 ― 懐徳堂記念会蔵「経過報告第一」を中心に |
竹田健二 |
中井履軒の老荘観 | 湯城吉信 |
元文の五孝子関連文献 及び森鴎外『最後の一句』の解釈について |
佐野大介 |
新出土資料関係文献提要(九) | 草野友子 |
中国古代における宇宙構造論の段階的発展〔上〕 | 小沢賢二 |
生号〔第47号〕(2008年12月)
中神琴渓の医術と医論 ― 医学思想の観点から |
舘野正美 |
別筆と篇題 ―『上博(六)』所収楚王故事四章の編成 |
福田哲之 |
張家山漢簡『蓋廬』にみえる義兵説 | 福田一也 |
陳士元『夢占逸旨』内篇訳注(一) | 清水洋子 |
『張家山漢墓竹簡〔二四七号墓〕』解説 | 福田一也・草野友子・ 金城未来 |
中国哲学史研究ノート〔九〕 | 加地伸行 |
中国古代における宇宙構造論の段階的発展〔下〕 | 小沢賢二 |
麗号〔第48号〕(2009年6月)
鏡と太陽信仰 ― 東アジアの鏡の図案より |
大形徹 |
上博楚簡『凡物流形』の全体構成 | 浅野裕一 |
上博楚簡『武王践{こざとへん+乍}』簡6・簡8簡首缺字説 | 福田哲之 |
「遇不遇」考―天から時へ | 橋本敬司 |
杜仁傑の文学論 | 陳文輝 |
五井蘭洲「駁太宰純赤穂四十六士論」について | 岸田知子 |
陳士元『夢占逸史』内篇訳注(二) | 清水洋子 |
『上海博物館蔵戦国楚竹書(七)』所收文献概要(一) | 金城未来・竹村渉 |
新出土資料関係文献提要(十) | 草野友子 |
中国山東省学術調査報告 | 戦国楚簡研究会 |
愛情故事背後的”百年{さんずい+冗}哀” ―従王家衛的《花様年華》到李安的《色戒》 |
楊冰 |
水号〔第49号〕(2009年12月)
中井履軒『非物継声篇』の成立について | 湯城吉信 |
江戸期孝行譚における養子の孝 | 佐野大介 |
「儒蔵」校点作業報告 ― 懐徳堂班の場合 |
久米裕子 |
「儒蔵」校点作業における注意事項 | 「儒蔵」日本編纂委員会懐徳堂班 |
「儒蔵」作業例 ― 『論語逢原』の場合 |
「儒蔵」日本編纂委員会懐徳堂班 |
麗号〔第50号〕(2010年1月)
中国における〈絶対〉 | 加地伸行 |
緯書と古文學 ― 左氏説を中心に |
岩本憲司 |
道教思想を中心とした人間の寿命論 | 宮澤正順 |
春・H左氏経・伝の「卒」記事の「名」と「謚」について ― 作経原則としての「名」 |
吉永慎二郎 |
「名出於言」考 | 末永高康 |
『荘子』「★{月+去}篋篇」と『鬼谷子』「★{月+去}篋篇」 | 高田哲太郎 |
今本『礼記』の篇次構成について | 井上 了 |
占夢の功罪を問うもの ― 「感変」からの一考察 |
清水洋子 |
章學誠「史徳」説の背景 | 黑田秀教 |
何鍵の大同思想 | 竹内弘行 |
苗族創世歌と上博楚簡『凡物流形』《問物》 ― 『楚辞』天問の淵源 |
浅野裕一 |
上海博物館蔵戦国楚竹書の特異性 ― 『君人者何必安哉(甲本・乙本)』を中心に |
福田哲之 |
『大戴礼記』武王践★{こざと+乍}篇の成立 ― 上博楚簡『武王践★{こざと+乍}』を手掛かりとして |
福田一也 |
上博楚簡『申公臣霊王』の全体構造 | 草野友子 |
清華大学竹簡と先秦思想史研究 | 湯浅邦弘 |
空海の文章についての二題 | 岸田知子 |
並河寒泉の政治思想と幕府観 ―鳥羽伏見戦を中心に |
矢羽野隆男 |
『論語逢原』の記念出版と中井木菟麻呂 | 竹田健二 |
出号〔第51号〕(2010年10月)
陳士元『夢占逸旨』内篇訳注(三) | 清水洋子 |
衝突の音 ― 中晩唐期の詩歌に見られる聴覚的感性の変容 |
谷口高志 |
天理大学附属天理図書館所蔵 並河寒泉「陵墓調査関係資料」解題 |
矢羽野隆男 |
上博楚簡『鄭子家喪』訳注 | 金城未来 |
(翻訳)李学勤「清華簡『保訓』の諸問題を論ず」 | 大阪大学中国哲学研究室 |
楚地出土文献へのいざない ― 陳偉等著『楚地出土戦国簡冊[十四種]』 |
湯浅邦弘 草野友子 |
湖北省荊門市沙洋県厳倉楚墓 ★{けものへん+カン}子冢発掘概要 |
小沢賢二 |
特集号『中国出土文献研究2010』〔第52号〕(2011年2月)
再論郭店楚簡『唐虞之道』 ― 禅譲論の特色 |
浅野裕一 |
銀雀山漢墓竹簡「論政論兵之類」について | 湯浅邦弘 |
『天子建州』甲乙本の系譜関係 | 福田哲之 |
上博楚簡『鄭子家喪』にみえる天人相関思想 | 福田一也 |
(翻訳)「北京大学出土文献研究所工作簡報」総第一期 | 竹田健二 |
(翻訳)劉国忠「周文王称王史事弁」 | 大阪大学中国哲学研究室 |
北京大学蔵西漢竹書について | 中国出土文献研究会 |
★(山+昆)号〔第53号〕(2011年6月)
春秋学特殊用語集(一) | 岩本憲司 |
『管子』の「道」について | 髙田哲太郞 |
加藤景範『民間さとし草』の思想 ― その学問観・学者観を中心に |
湯城吉信 |
懐徳堂無鬼論における中井竹山 「ムクリコクリノ説答千秋」 |
佐野大介 |
日本における儒教祭祀の敗北 ― 懐徳堂記念祭の意義 |
黑田秀敎 |
陳士元『夢占逸旨』 内篇訳注(四) |
清水洋子 |
【清華簡特集】 | |
清華簡『尹誥』の思想史的意義 | 福田哲之 |
太★(女+以)の夢と文王の訓戒 | 湯浅邦弘 |
清華簡『耆夜』の文献的性格 | 竹田健二 |
清華簡『周武王有疾周公所自以代王之志 (金縢)』の思想史的特質 |
金城未来 |
清華簡『皇門』解題 | 福田一也 |
清華簡『祭公之顧命』釈読 | 草野友子 |
清華簡『楚居』初探 | 浅野裕一 |
清華簡『尚書』文体考 | 小沢賢二 |
崗号〔第54号〕(2012年6月)
山片蟠桃『夢ノ代』雑書篇訳注(一) | 岸田知子 |
則天武后と母の恩 | 西川幸宏 |
近代孝子伝の一形態 ―伊藤博文・乃木希典の孝子伝― |
佐野大介 |
陳士元『夢占逸旨』内篇訳注(五) | 清水洋子 |
日本における儒教祭祀の敗北 ― 懐徳堂記念祭の意義楚地新出土文献へのいざない(二) |
草野友子 |
新出土資料関連文献提要(十一) | 大阪大学中国哲学研究室 |
ドナルド・J・モンロー 『古代中国における人間観』序文および第1章訳注 |
湯城吉信 |
剣号〔第55号〕(2012年12月)
上博楚簡『顔淵問・浴EE子』と儒家系文献形成史 | 湯浅邦弘 |
浙江大学蔵戦国楚簡の真偽問題 | 福田哲之 |
上博楚簡『有皇将起』小考 | 福田一也 |
上博楚簡『命』釈読 | 草野友子 |
上博楚簡『成王既邦』釈読 | 金城未来 |
中国新出土簡牘学術調査報告―上海・武漢・長沙― | 中国出土文献研究会 |
陳士元『夢占逸旨』内篇訳注(六) | 清水洋子 |
號号〔第56号〕(2013年6月)
特集一 学界時評 | |
先秦~秦漢時代 | 近藤浩之・西信康 |
三国六朝~隋唐代 | 佐野大介 |
宋~明代 | 吾妻重二 |
清~現代 | 横久保義洋 |
特集二 中国出土文献研究 | |
上博楚簡『舉治王天下』の古聖王伝承 | 湯浅邦弘 |
清華簡『楚居』の劃線・墨線と竹簡の配列 | 竹田健二 |
清華簡『良臣』初探 | 黑田秀教 |
『上海博物館蔵戦国楚竹書(九)』について | 草野友子 |
『清華大学蔵戦国竹簡[参]』所収文献概要 | 金城未来 |
章炳麟「五朝法律索隠」の歴史的位置 | 小林武 |
『紅楼夢』脂硯斎批評語「★(くにがまえ+勿)☆(くにがまえ+侖)語」小考 | 栗原順子 |
山片蟠桃『夢ノ代』雑書篇訳注(三) | 岸田知子 |
陳士元『夢占逸旨』内篇訳注(七・了) | 清水洋子 |
巨号〔第57号〕(2013年12月)
山片蟠桃『夢ノ代』雑書篇訳注(四) | 岸田知子 |
『呂氏春秋』の天 | 髙田哲太郎 |
『浮生六記』にみえる花論―『紅楼夢』と比較して― | 池間里代子 |
『紅楼夢』研究における脂評の位置づけ ―甲戌本と庚辰本にみえる脂評を中心に― |
王竹 |
荻生徂徠と荀子 | 田尻尚文 |
小特集 出土文献学の新展開 | |
岳麓秦簡『占夢書』の思想史的位置 | 湯浅邦弘 |
「史★(くさかんむり+留)」小考―『史★問於夫子』の史★と『漢書』古今人表の史★― | 福田哲之 |
劃線小考―北京簡『老子』と清華簡『繋年』とを中心に― | 竹田健二 |
上博楚簡『成王既邦』の思想的特質―周公旦像を中心に― | 金城未来 |
「香港中文大学文物館蔵簡牘」実見調査報告 | 草野友子 |
闕号〔第58号〕(2014年6月)
山片蟠桃『夢ノ代』雑書篇訳注(五) | 岸田知子 |
『懐徳堂纂録』とその成立過程 | 竹田健二 |
孝行譚における「乳」 | 佐野大介 |
章炳麟の中国法に対する評価(上)―「五朝法律索隠」の視点 | 小林武 |
『香港中文大学文物館蔵簡牘』干支表篇(『文帝十二年質日』)の復元 | 末永高康 |
上博楚簡『霊王遂申』の文献的性格 | 福田一也 |
上博楚簡『卜書』の構成とその卜法 | 大野裕司 |
清華簡『赤★(鳥+咎)之集湯之屋』釈読 | 椛島雅弘 |
清華簡『繋年』および郭店楚簡『語叢(一)』の「京」字に関する一考察 | 曹方向(草野友子訳) |
楚地新出土文献へのいざない(三)―『楚地出土戦国簡冊合集(二)』 (葛陵楚墓竹簡・長台関楚墓竹簡) | 草野友子 |
新出土資料関係文献提要(十二) | 椛島雅弘 |
珠号〔第59号〕(2014年12月)
泊園書院の『大学』解釈―徂徠学の継承と展開と | 矢羽野隆男 |
孝としての近親相姦 | 佐野大介 |
山片蟠桃『夢ノ代』雑書篇訳注(六) | 岸田知子 |
戦国楚の歴史学―清華簡『良臣』を手掛かりとして | 黑田秀教 |
銀雀山漢墓竹簡「奇正」篇の思想史的意義―兵家思想と道家思想 | 椛島雅弘 |
章炳麟の中国法に対する評価(下)―「五朝法律索隠」の視点 | 小林武 |
〈書評〉佐藤将之著『荀子 礼治思想的淵源与戦国諸子之研究』 | 工藤卓司 |
甘粛省出土簡牘調査報告 | 中国出土文献研究会 |
新出土資料関係文献提要(十三) | 椛島雅弘 |
称号〔第60号〕(2015年6月)
『論語』にみる政治理念とその実現の方法―有若の語を中心として | 大形徹 |
戦国時代における兵家の気の思想と新出土文献 | 竹田健二 |
上博楚簡『陳公治兵』の基礎的検討 | 草野友子 |
簡帛『老子』諸本の系譜的考察 | 福田哲之 |
「水戦」の思想―銀雀山漢墓竹簡「十陣」 | 湯浅邦弘 |
『説苑』『孔子家語』に見える「孔子祭魚」説話について | 矢田尚子 |
夢書の受容に関する一考察―『夢占逸旨』を例として | 清水洋子 |
章炳麟「五朝法律索隠」とその周辺―礼と法の見方をめぐって | 小林武 |
中国近代美学の出発点―「境界」の概念 | 楊冰 |
中井履軒にとっての「命」―『論語逢原』の程注批判から | 藤居岳人 |
和漢における孝観念の異同―「親に先立つ不孝」「異姓養子」への態度から | 佐野大介 |
神儒の分水嶺―死穢と孝と | 黑田秀教 |
鳳山区紅毛港保安堂について | 前川正名 |
夜号〔第61号〕(2015年12月)
巻頭言 回想そしてこれからへの想像 | 加地伸行 |
研究会通信 | |
懐徳堂研究会 | 竹田健二 |
漢字学研究会 | 佐藤信弥 |
楚辞学会日本分会 | 矢田尚子 |
中国古算書研究会 | 張替俊夫 |
東アジア漢学者の会 | 青山大介 |
「東アジア伝統医療文化の多角的考察」研究会 | 大形徹 |
二十一世紀における『荀子』思想研究の意義と展望 | 佐藤将之 |
清華簡(五)所収文献解題 | 中国出土文献研究会 |
新出土資料関係文文献提要(十四) | 椛島雅弘 |
秦簡牘の全容に迫る―陳偉主編『秦簡牘合集』 | 湯浅邦弘 草野友子 |
鳳山区紅毛港新廟群調査 | 前川正名 |
岳麓書院蔵秦簡『数』における「物」について | 大川俊隆 |
光号〔第62号〕(2016年6月)
「避言」ということ―『論語』憲問から見た中国における言論と権力 | 浅見洋二 |
出土文献研究 | |
楚の遠祖陸終とその妻女★〔女+貴〕の伝説に関する一考察 | |
―清華簡『楚居』を手がかりとして | 徐少華 |
(草野友子 訳) | |
清華簡『殷高宗問於三壽』の思想的特質 | 湯浅邦弘 |
清華簡『良臣』・『祝辞』の書写者―国別問題考 | 福田哲之 |
清華簡『湯在啻門』における気 | 竹田健二 |
清華簡『湯在啻門』に見える「玉種」について | 曹方向 |
清華簡『命訓』釈読 | 中村未来 |
北京大学術調査報告 | 中国出土文献研究会 |
研究会通信 | |
中国現代文化研究会 | 菅野智明 |
東アジア術数学研究会 | 清水洋子 |
論語読書会 | 小田光男 |
漢代における「士大夫」呼称の受容 | 井上了 |
漢初の暦の暦元について | 末永高康 |
果号〔第63号〕(2017年6月)
特集 「儒学―蜀学と文献学」 | |
「蜀学」と「儒学」―「蜀学」の歴史及びその儒学に対する貢献 | 舒大剛 (白井順訳) |
巴蜀文化の一柱の豊碑宋代文化の一棟の宝庫
―『宋会要輯稿』の錯簡脱漏に関する浅解 |
尹波 (白井順訳) |
歴史地理から見た蜀学の包容性 | 王小紅 (白井順訳) |
二十世紀の中国における『左伝』の文献整理と成果 | 張尚英 (白井順訳) |
懐徳堂教授・吉田鋭雄と蜀人・査体仁『学庸俗話』 | 白井順 |
戦国期における子産像 | 中村未来 |
柏木如亭と中國詩學―『詩本草』を中心に | 趙蕊蕊 |
章炳麟の法制論―『?書』と『検論』を中心に | 小林武 |
中井木菟麻呂が受け継いだ懐徳堂の遺書遺物
―小笠原家に預けられたものを中心に |
竹田健二 |
『左氏会箋』の校勘の特色とその位置
―『左伝注疏校勘記』との比較を中心に |
金原泰介 |
北京大学蔵西漢竹書『趙正書』における「秦」叙述 | 工藤卓司 |
銀雀山漢墓竹簡「雄牝城」篇と中国古代の攻城・守城の思想 | 椛島雅弘 |
台湾の家庭における道教の祭壇について
―二〇一〇年代の都市部・台湾南部の例を中心に |
前川正名 |
書評:宇野瑞木『孝の風景―説話表象文化論序説』 | 佐野大介 |
新出土資料関係文献提要(十五) | 椛島雅弘 |
研究会通信 | |
東山之會 | 愛甲弘志・加藤聰 |
珍号〔第64号〕(2018年6月)
章炳麟の体制構想――「誠実之共和」と「奇觚之専制」 | 小林武 |
安徽大学蔵戦国竹簡慨述 | 黄徳寛(草野友子監訳、鳥羽加寿也・原毎輝・六車楓訳) |
清華簡の字迹とその関係性――第Ⅰ類A・B・C種を中心に | 福田哲之 |
清華簡『趙公其事』の竹簡排列と劃痕 | 竹田健二 |
懐徳堂における漢作文実習 | 湯城吉信 |
孝不孝譚に現れた親の慈愛――堕獄モチーフを例として | 佐野大介 |
五井蘭洲「兵論」について | 黑田秀教 |
宋代の「以食喩詩」について――蘇軾を中心に | 趙蕊蕊 |
新出土資料関係文献提要(十六) | 椛島雅弘 |
天水放馬灘秦簡『日書』乙種「入八月四日己丑旦心」をめぐる一考察 | 末永高康 |
李号〔第65号〕(2019年6月)
水泉子漢簡七言本『蒼頡篇』再考──七言本成立の背景 | 福田哲之 |
上古漢語の声調における地域時代差──特に去声と入声の分類について | 鳥羽加寿也 |
山本梅崖の自由民権思想と儒教──清末変法派との交流を手掛かりに | 矢羽野隆男 |
柿衛文庫所蔵の懐徳堂ゆかりの絵画──その画賛を読む | 湯城吉信 |
古漢語における造語法の解明──孫玉文著『漢語変調構詞研究』 | 鳥羽加寿也 |
凝り固まった朱子学からの脱却──吾妻重二著『朱子学の新研究』 | 菊池孝太朗 |
ベトナムの「孝」の歴史とこれから──佐藤トゥイウェン著『ベトナムにおける「二十四孝」の研究』 | 六車楓 |
子産研究ノート | 渡辺葉月 |
銀雀山漢墓竹簡に関する新情報について──山東博物館学術調査報告 | 椛島雅弘 |